【コラム】関西空港とアジアの空港

【コラム】関西空港とアジアの空港

今回は、今までと少し違った内容ですが、
良く使う関西空港の現状と、その他のアジアの空港について、
記載したいと思います。

数値面ではなく、客観的な印象での内容となりますので、
少し事実と庫なる部分があるかと思いますが、
よろしくお願いします。

日本初の24時間空港

関西国際空港は泉佐野沖の海上に位置し、
日本初の24時間空港として、営業を開始しています。
離発着も少ないながら24時以降の便もあり、
しっかりと稼働している。
しかし、海外の空港と比較するとまだまだ、
顧客目線で足りない部分が多いと感じる。

24時間空港としての空港内の機能

主に、深夜便は国際線、早朝であれば、国内線も利用できる。
アジアのハブ空港としての機能は、韓国の仁川空港や、
香港、シンガポールが機能としては圧倒的な差をつけていると感じる。
東南アジアからのLCCの離発着が多い関西空港だが、
トランジットでの利用には向かない。
制限区域内の深夜の営業している店舗がないのが非常に気になる。
出発の際も利用できる飲食店が、23時を過ぎるとほぼ利用できなくなる。
もともと制限区域の飲食店が少なく、深夜はコンビニのみが営業している。

出発ロビー前のカフェも22時頃を目途に閉店しており、深夜便への対応は良くない。
そのため、乗り継ぎでの利用でなく、目的地としての利用となる可能性が高い。
また、アジア圏への本数が圧倒的に多く、欧米への便が減少していることも、
ハブ空港としての機能を落とし、深夜の空港営業にも影響しているのではないかと考える。

空港からの深夜移動

基本的に、どこの空港も同じだが、空港からの移動手段は、
バス、電車、タクシー、マイカーとなる。
大阪市内から車で1時間程度の距離をにある空港の移動手段は、
主にバスまたは電車となる。しかし終電の時間は24時頃まで、
始発も5時と23時以降に到着の便の場合、市内への移動が困難となる。
現在は1時間に1本、梅田までのバスが走ってはいるが、その他の手段がない状況。
また、ターミナル間の移動は1時間に1本のシャトルバス(8分間)か、
徒歩で1.5キロの移動となる。

便が少ないので、そこまでバスの本数が少ない等は感じないが、
現状の24時間空港としての機能はあるようで、ないのと変わらない状況にあると考える。

滞在するなら、どの方法?

制限区域を出て、ロビー等であれば、飲食店がいくつか運営されている。
24時間となると、制限エリアはシャワールームとファミマ
メインターミナルはマクドナルド、すき屋、コンビニ(ローソン・ファミマ)、
KIXラウンジ(シャワールームあり)、
エアロプラザはバーガーキング、リフレッシュスクエア、ローソン、松屋
第2ターミナルのセブンイレブン、プロントのみとなる。
それ以外は全て営業を終了している状態。
各ターミナル等にはベンチがあるので、滞在は可能だが、
ラウンジ等の数は圧倒的に不足していると感じる。

出発時も感じる、海外との差

例えば、香港国際空港であれば、深夜の離発着便はもちろん、
日中に比べると少ないが、多くの便が飛び交っている。
制限エリア内にもマクドナルドがフードコートにあるため、
トランジット時も、制限エリアをでることなく滞在が可能。
もちろん出発ロビーにも飲食店はあるため、そちらも利用は可能だ。
ターミナル間の移動は無料のシャトルが走っており、こちらも利用可能。
一方で、広い空港内の移動に使うシャトルは深夜は動いていないなどもある。
深夜も営業しているので、軽食なども利用できる。

まずは利用客の満足度向上を!

市内からの距離を近くするなど、物理的にできないことは、
別として、現状運用している深夜便の利用客への対策や、
制限区域内での飲食店舗の展開などは、今後の大きな課題を感じる。

実際に12時頃に出発する便に搭乗する予定の利用客は、現状軽食を取ることができる
店舗が限られており、並ぶことで搭乗時間に間に合わないリスクも出ている。
いくつか分散することで、多くの人が利用できる環境にする必要がある。
また、早朝便で深夜に来る旅行客にとっても、現状の仕組みだと利用しにくい部分もあるので、
あらゆることを考慮して改善を行う必要があるのではないかと考える。